農福連携による二次産業の脱却
六次産業化によりサービス拡大

国内における農業&福祉
現状と課題



少子高齢化が進み我が国における生産人口は減少の一途であり、平均所得が低い農業や福祉においては3K(きつい・きたない・給与安い)イメージが定着し業界離れが進んだことから、人材不足により深刻な問題を抱えている状況です。
農業においては国内食料自給率が戦後88%より、昨今では40%を下回り輸入に頼らざるおえない状況です。
また、すべての国民の生活を守るセーフティーネットである社会保障制度のうち社会福祉は、超高齢化社会の到来による高齢者人口の増加と供に、障がい者人口も増加傾向であり需要は高まるもの、担い手の職場定着率は低く新規採用もままならない事業所も増加したことから、昨今では人手不足で廃業においこまれる企業も少なくありません。
これら問題を克服し持続可能な農業&福祉を実現するためには産業イノベーションが必要不可欠であり、共通する課題である人材確保を促進するためには、環境整備による生産性向上、生産のみならず加工・販売までの一貫した商いを農業&福祉でのコラボレーションにより所得向上を実現化することで、魅力ある産業に変異させ、産業イメージを払拭する必要があります。

生産性向上

農業&福祉のコラボレーションにより、一次産業としてではなく、加工などの二次産業や、サービス・販売などの三次産業まで含め、一次から三次までの一体化(1+2+3=6)をめざす六次産業化を実現することにより生産性を向上します。

人材確保

農業&福祉の3K(きつい・汚い・給与安い) イメージ払拭するイノベーションとして、相互産業の環境整備・生産向上により、人材をそれぞれの分野に特化することなく、別産業を融合することにより、より潜在能力を高める人材育成が可能となり、相互産業人材の相乗効果が付加価値を高め企業利益を最大化できることから、従業者の所得を向上することが可能となり、新たな人材を発掘することにつながります。

産業ブランド確立の一大拠点に

農業&福祉の六次産業をめざし、独自ブランドの確立をすることにより、農業+医療+介護+福祉+観光+食料+加工+販売+再生可能エネルギーのカテゴリーを融合することが可能となり、また、薬用作物・野菜・果物のブランディング化により農福連携を一大生産拠点とし世界に発信していきます。また、高齢者や障がい者における認知症・精神疾患や基礎疾患における有効と考えられる漢方薬・バランスのとれた野菜・果物等の栽培に関わり、それぞれの役割に応じた成果による所得、栽培を通じた摂取にて健康寿命の向上効果を期待できます。

産業革命

農業&福祉の産業革命によるイノベーションは、アクティブシニア及び、障がい者、その他健常者を含めて差別をなくし、すべての人類が社会的役割を担い、それぞれの国益を資する模範となる革命を実践することにより、ノーマイラゼーションの普及を先進国とし世界に発信し、諸外国に向けて、そのマーケティングを輸出することにより、我が国の将来に渡る社会資源を蓄えることを目指します。

農業

農業で就労支援

就労継続支援事業所の訓練の一環として農業に取り組む活動を実施すると共に障がい者が農業へ就職するという推進も併せて実施していきたいと考えております。

農業は収穫による目標達成を体感できるので就労継続支援の訓練としても効果的である一方、日本社会が抱える農業の問題を解決する方法の1つとして障がい者雇用に取り組んでまいります。

販売業務

販売業務等の就業支援について

就労継続支援の仕事内容は、大きく下記に分けることができます。
・データ入力・パソコンを使った仕事
・事務作業
・商品管理・発注作業
・ものづくり
・接客・販売